ヘンゼルとグレーテル 終演

ご無沙汰しております!

びわ湖ホールオペラへの招待
フンパーディンク作曲
歌劇「ヘンゼルとグレーテル」
2018.2.11,12 両日ともに満員御礼で終演いたしました。

応援していただき本当にありがとうございます。

この作品でのゲルトルートが私の完全なオペラデビューになりました。
こんな素晴らしい舞台で素晴らしい皆様とオペラデビューさせていただけるなんて幸せでしかありません。

学生オペラなども全て避けてきましたので、
正直不安いっぱいでしたが、
仲間たちが常にアドバイスをくれ、励ましてくれ、本当に支えてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
特にダブルペーターとゲルトルートの3人にはどれほど助けてもらったかわかりません。
みんな本当にありがとう!

日本を代表する演出家の栗山先生の演出は本当に夢に満ちていて、稽古を見ていて心がとてもあたたかくなりました。
ヨーロッパではクリスマス近くに演奏されることの多いこの作品で、親子で見られる方が多いようです。日本でもいつかそうなったらいいなーと思います。

先生が描く家族像は本当にあたたかく、ゲルトルート像もあたたかく愛に満ちていて私の理想そのものでしたが、
経験が無いためそれを表に出す方法がわからず、本当に皆さんに助けていただきました。

栗山先生が描くお母さん像を理解し、世の中のお母さんたちの苦労を改めて想像しました。

自身の感情を爆発させて叱るのでは無く、諭して子供に理解させるというのは世の中のお母さんたちが日々向き合っていることのように思いました。

頭では理解できていてもそれを表にわかるように表すというのはとても難しく、日々が研究でした。

機会をいただけたことに心から感謝しております。

音楽の面でも未熟な私を支えてくださった指揮の角田さん、副指揮の大川さんを始めスタッフの方全ての方に御礼申し上げます。

今回学んだこと、経験させていただいたことを次に生かせるように努力します。

この1ヶ月近く毎日本当に新しいことばかりで、日々が楽しく、苦しく、嬉しくありました。

びわ湖ホールに来て本当に良かったと思った日々でした。

これからもしっかり頑張ります。

応援どうぞよろしくお願いいたします。