台風の影響で9月30日に予定されていた、
びわ湖ホール20周年記念公演、マーラー千人の交響曲は中止になりましたが、
本来ゲネプロであったはずの9月29日に急遽、緊急特別公演という形で 演奏させていただくことができました。
びわ湖ホール声楽アンサンブルは合唱メンバーとして、一般合唱の皆様や客演の皆様と一緒に歌わせていただきました。
合唱といっても本当に歌いっぱなしの大変な曲でしたが音楽が素晴らしく、大編成のオーケストラの皆様と合唱が1つになる瞬間は心が震えました。
台風で中止になって、再演することができなかった可能性もあるこの大きな公演ですが、
演奏する機会をいただけたことに心から感謝しています。
29日の4時開演、早い時間にも関わらず沢山のお客様がお越しくださっているのを目にした時胸がいっぱいになりました。
急遽決まったことなのに、こんなにも沢山の方がと本当驚きました。
山中館長、沼尻マエストロが続けて挨拶してくださったのですが、内容が私たちが思ってることばかりで、開演前に涙腺崩壊してしまいました。
お2人の1つ1つの言葉が心に沁みて、
私の体も心も演奏できるということに喜びを感じていました。
こうして演奏させていただけるということが、どれだけありがたいことなのかと改めて実感しました。
これからも1つ1つの本番が奇跡の上に成り立っていることを忘れずに感謝を持って演奏させていただこう。と心に決めたとても思い出深い演奏会になりました。
お越しくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
またマーラーの千人の交響曲ができる日まで成長できるよう頑張ります!