3/24にびわ湖ホール声楽アンサンブルの定期公演、
パーセルの歌劇「ディドとエネアス」と
バンキエーリのマドリガルコメディ「謝肉祭最後の木曜日楽しい夕べの宴」
が終演いたしました。
バンキエーリはとても珍しくあまり全曲演奏される機会がない作品なのですが、酔っ払いや動物が出てきたりと面白い曲ばかり。かと思いきや美しい音楽もあって本当に盛りだくさんでした!
ディドとエネアスはパーセルの音楽が本当に美しく、英語の魅力も存分に生かされていて演奏できて本当に光栄でした!
私は魔女2人を従えた魔法使いという役を歌わせていただいたのですが、
その不気味さと怖さを出すために指揮の本山先生からいただいたアドバイスを参考にさせていただき、色んな声を出してみました。笑
汚い声や胸の声、声をわざとひっくり返してみたり普段美しい声を出すことを心がけてるので真逆の声を出す研究は興味深いものがありました!
終演後、お客様から「本当に怖かった!絶対今日夢に出てくる!」や「真っ白い肌に真っ青のシャドウに真っ赤な口紅で魔女にぴったり」など好評いただき、本望でした。笑
5月の近江の春音楽祭でも野外オペラとしてディドとエネアスを上演します!
また魔法使い役歌わせていただきますので更に怖くなるように研究したいと思います!笑
さて、今回残念なお知らせがありました。
びわ湖ホール声楽アンサンブルをずっと専任指揮者としてずっと支えてくださった本山先生が大阪音大の学長就任の為、今回の公演が先生の専任指揮者としての最後の公演でした。
せっかく仲良くなったと思ったらすぐお別れ!うわーん!と思っていたら来年2月にまた公演で指揮してくださるそうでホッとしました^ ^
次に先生とご一緒できるまでにまた成長できるよう頑張ります!
そして3/25で滋賀県に引っ越してきてやっと一年が経ちました。
この一年本当に忙しく、体が限界で辛い時もありましたが、周りの方々の助けがあり乗り切ることができました。
同僚や友人にも恵まれ、1年間楽しく学びながら駆け抜けることができました。
応援していただき、本当にありがとうございました!
新年度が始まり、新メンバー3人も入団し、新しい稽古がどんどん始まって私の2年目の春は譜読みの春となっています。笑
今年も大変なこともあるかもしれませんが、私らしく元気に前向きにすすんでいけたらと思います。
今年も応援よろしくお願いいたします!
益田早織