明けましておめでとうございます🍀✨
今年も元気いっぱいの楽しい年になりますように✨
我はうみの子年越しも3回目。
昨年は卒団して、ソロ登録メンバーになって色々挑戦しながら沢山の本番に載せていただいた年でした。
現役1年目からずっと憧れていた大ホールでのジルヴェスターコンサートのソリストも先輩方に混じって、ドン・ジョヴァンニや赤鬼でずっとお世話になっている迎さんとミカドよりココとカティーシャの二重唱をさせていただき本当に嬉しい年明けとなりました。
大きな機会をいただき心から感謝です。
ミカドは1年目に合唱で乗っていた時に歌って踊れずに毎日毎日ヘトヘトになりながら演出と振付の先生に謝りながら練習に明け暮れた思い出の作品です。
相当体に残ってるらしく年末試しにフィナーレ踊ってみたら3年前の振付を覚えてました(笑)
何もできなかったのでとにかく何時間かかっても必死にできるまでやるというなんとも効率の良くないやり方しかできず、体力もなかったのであの頃は本番終わるごとにげっそりでした(笑)
カティーシャという役は一見キャラクターの強いだけの役に見えるのですが、彼女が歌う最後のアリアは一人で生きていく苦しみが伝わってきてとても気高くて美しい曲です。
他のオーディションで1度歌ったことがありこの役について改めて深く考えさせられました。今回はアリアの後のココをゲットした楽しい二重唱でしたがカティーシャ歌えて幸せでした。
音楽家はみんな孤独なのでもしかしたら音楽家みんな共感できるアリアかもしれないなって思います。
今回のジルヴェスターはスッペの軽騎兵に始まり、ベートーヴェンのミサ曲やフィデリオ、そして牛田さんのショパンと幸せな曲ばかりで出演者も心から楽しみながら演奏しました。
ミカドの出番前本当に緊張していたのですが、前の曲の武満徹の波の盆という曲が本当にあったかくってじーんとして癒やされて緊張がほぐれました✨
じゃあメロディ歌ってみてって言われると歌えないのですが(笑)、心がじーんとあったかくなる曲なのでぜひ聞いてみてくださいね🍀
そしてこちらでもご報告した通り昨年は色々と挑戦しながら数々の本番で成長しながら1年の挑戦の最後に日本音コン入選というサプライズがありました。
日本音コンといえば、
参加者のドキュメンタリーが有名で今回は何と声楽特集でした。
12/22 ドキュメンタリー
12/25 本選映像放送
1/2 ドキュメンタリー(再)
という放送スケジュールだったのですが昨日の再放送でやっとドキュメンタリー全部を見ることが出来て、他の参加者の方のお話や普段の様子など見れてとても嬉しかったです。みんなそれぞれ不安も苦しみもありながら音楽に力をもらってるんですよね。
そしてインタビューの中で自分で言った超厳しい言葉が自分に返ってきます。
「挑戦をやめるということは演奏家の義務を放棄することと同じくらい重いことだと思う」
一体何の話からこんな言葉が出たんだろうっ?!って経緯は全く思い出せないのですが画面で自分が言っていたので本当にその時に心から出た言葉なんだろうと思います。
多分これはコンクールやオーディションだけに限定して言ったわけでなく、現状に満足していたら音楽家として終わってしまう。常に自問自答しながら今の自分に挑戦しながら一生歩いていかないといけないって意味だと思います。
日本語力が無くて伝わらない悲しさですが(笑)
おそらく自分へのメッセージが半分、若い方へのメッセージが半分くらいの気がします。
自分で言ったことを忘れずに今日の自分、明日の自分に挑戦し続けたいと思います。
番組では私が演奏したヘンデルをかなりがっつり流していただき、SNSなどで演奏から色々と感じてくださって応援のメッセージくださる方がいたりと、テレビで放送していただくってすごいことなんだなってちょっとずつ実感してきています。
映像見て反省ばかりなのですが皆さまが想いを受け取ってくださってとても嬉しいです。ヘンデルはやっぱり天才です。すごいです。いつか夢で会ってハグしてお礼を言いたいです。これからも大切に歌っていきたいです。
年明けからさっそく長くなりました(笑)文章が口語なんですよね。母国語力がなさすぎるので今年は苦手な小説を1冊でも読もうと思います。(笑)
恵まれた機会に感謝しながら今年も元気に楽しく歌っていきたいと思います。
今年は3年ぶりにお正月のんびりしています。しっかり休んでこうもり公演に備えます!
※そして本日7時より、びわ湖ホール声楽アンサンブルのソロ登録メンバーが出演しますのでNHKニューイヤーオペラコンサート、どうぞご覧ください🍀
私もテレビに食いついて見ます!(笑)
それではまた1年今年もどうぞ宜しくお願いいたします🍀