ここ最近ホーページでのご報告が滞っているので過去の公演の写真などを一気にアップしました。コメントなどはこれから追加予定です。
次はいつになるでしょうか、、、。
ご報告がFacebookやTwitter、InstagramなどSNSばかりに集中してしまって反省していますのでまたちょびちょびと始めていけたらと思っています。
急に寒くなりましたね。
今年もあと少し、元気で頑張りましょう〜!
私も風邪ひかないように生姜食べます!!!!
告知もがんばります〜!
滋賀県の
「未来へつなぐしが文化活動支援事業」
の助成金を使わせていただき、
昨年学んだロシア歌曲5曲のうち4曲を滋賀県の景色と合わせて動画にしました。
見た方からは
「これは本当に滋賀県なの?」
「外国かと思った」
「こんな綺麗なとこがあるなんて!」
と驚きのご意見いただいたりしていますが、
一枚残らず滋賀県です(笑)
自然のことを歌った歌曲、そして夕日を見せてくれる音楽、自然豊かなロシアならではかなと思います。
私も滋賀県に住みながらまだ近場しか行ったことが無くて、動画を作りながら今年は余呉湖に行くと決意しました。
琵琶湖はもちろん、豊かな自然がある滋賀県、本当に素晴らしいと思います。
動画を見てちょっとでも滋賀県行ってみたいって思ってもらえたら最高です(笑)
最初にロシア語を歌ったのは大学生の時。
動画の二曲目の「ただ憧れを知る者だけが」でした。
当時は宇宙人の暗号に見え、カタカナやひらがなを組み合わせてふりがな振ってました(笑)
言葉はわからなくても音楽がたくさんの景色を見せてくれて、胸が燃える熱い思いを教えてくれて。ロシアすごーってなったのをよく覚えています(笑)(日本語汗)
今では時間がかかるものの読んで発音するところまでできるようになりました。人間ってすごいですね(笑)
素晴らしい音楽がたくさんあるのでもっと色々な曲を演奏してみたいです。
さて今週末はびわ湖ホールでザ・ファーストリサイタルです。ロシア語は一切歌いません(笑)
ヘンデルとマーラー。偉大な作曲家二人を半分ずつ。楽しんでいただけるよう私も心から楽しみたいと思います。
楽しむぞー!おー!
明けましておめでとうございます(編集してたらこんなにも遅くなってしまいました←しかも長い)
昨年は色んなことがたくさんあった年でした。とても一言では表せず長文ですが書いていきたいと思います。
びわ湖ホールのワーグナーの無観客公演を終えて、春あたりから怪しくなってきた公演たち。
結局去年出演を予定していた公演は全て中止、または延期になりました。
悔しさもありました。でもそれ以上に世の中がどうなっていくのか不安があって私の音楽したい気持ちなんてどうでも良くなりました。
今年は音楽はお休みしてもいいかな。無理しても仕方ないな。
と思ってとりあえず生きるためご飯を食べるために新しく事務の仕事を始めました。
執着を捨てたからなのか、仕事を始めてしばらくすると新しく決まった公演への出演のご依頼を頂きました。
一つは校歌収録。
子どもたちのために彼らの学校の校歌をプレゼントするという何とも粋な企画でした。
音楽会と巡回公演の中止が残念すぎてちょうどアンサンブル担当さんに私全く関係無いのに何か出来ないかと案をまとめメールを送ろうとしていたところに電話が来て、
「なんだその素敵な企画やりたいに決まってるジャーン」
とすがる思いで新しい職場の上司に相談すると二つ返事で
「そんな意味のあることなら休んでいいよ!頑張ってきてよ!」
と言ってくれたのでした。
背中を押され足を突っ込んだ校歌プロジェクトは6月から11月まで半年かけて全163校を録り終えるという大きなプロジェクトになりました。
こうやって子どもたちのために未来のために何かをできるびわ湖ホールの皆さんを心から尊敬するとともにまた大好きになりました。
子どもたち、喜んでくれてるといいな。
そして2つ目は沼尻さんが日本の合唱曲を集めた緊急演奏会。
依頼を頂いたのが稽古まで1週間切ってるのに「曲めっちゃむずいよ調どこだよこの音程なんなのよでも全部何て良い曲なのよー(泣)」というプログラムでソルフェージュ出来ない私には驚愕のことでしたし休みももらえないかもと思ってまた上司に確認すると
「そっちが本業なんだから休んでいいよ!頑張ってきて!」
とまた奇跡的に背中を押してくださり毎日ギャーギャー音ぜんっぜんわかんねー!と叫びながらピアノを叩きながら頭を抱えながら全力疾走で公演に出演させていただいたのでした。
みんなと久しぶりに声を合わせるのが本当に楽しくて大ホールいっぱいに広がる景色が見れるのが本当に楽しくて。
目の前にサファリが広がったり、
魅惑のチキルームが見えたり、
パステルカラーの雲が見えたり、
家族の愛が見えたりと本当に本当に楽しかったのでした。
舞台に上がって出てきただけなのに拍手が鳴り止まなくてお客さんがお帰りぃって言ってくれてるのかなとじーんとして一人ひとりの顔を見ながら心を込めて歌ったのでした。
公演が終わり気付くと、春頃執着を手放したはずの音楽がとてもしたくなってしまいました。
そして音楽がしたくなった欲は止まらなくなり、
もともと2020は大好きな歌手の方にすすめてもらったマーラーを勉強するんだって決めてたこともあり、
全く受ける予定の無かったコンクールに挑戦することにしたのでした。
一次で歌ったフォーレの「墓にて」。
この曲は大学生の時に突然旅立ってしまった先輩の訃報を知ったときに偶然発見したもので歌詞があまりにシンクロして心臓に突き刺さってずっと歌えませんでした。
何年も苦しくて苦しくて声にならなかった。
いろいろな経験を経て去年初めて自分の思い描くように歌うことができました。
一次の帰りの新幹線で結果も出てないのに旅立った先輩のことを思い出して号泣したのでした。
やっと歌えました。
やっとさようならが言えた。
10年以上かかりました。
偶然発見してからこの曲を歌わなくてはならない。
とずっと思ってきてその思いがやっと叶ったのでした。
コンクールは一次でフォーレで出し切り力尽きてしまったようで二次はダメダメでダメでしたが、
本当にこの期間に向き合った曲たちの素晴らしいこと。
なぜかロシア語が多めでしたがどの曲も本当に大好きでこれからもじゃんじゃん歌っていこうと心に決めたのでした。
コンクールのために万一のビデオ審査用のも用意しなくてはならなかったため、コンクールの曲全曲とどうしてもやりたかったマーラーのリュッケルト歌曲集を8月末に録画しました。
ピアニストの中山さんと時間あったら比叡山行きたいねなんて言ってたのですがハード過ぎて一瞬たりともそんな時間は無かったのでした。
うだうだ言いながらも録画でき、
リュッケルト歌曲集はyoutubeに公開しました。
ホームページでは動画コーナーにおいてあります。
良いところもありますが正直とても下手です。
発展途上でしたが全て私の実力と思って公開しました。
いつかお客さんの前で演奏できるときが来るといいなと思っていると、
偶然びわ湖ホールの
「ザ・ファーストリサイタル」
という企画を発見し10月にオーディションを受けて合格し、
3月にびわ湖ホールで本当にマーラーのお客さまの前でリュッケルト歌曲集全曲を歌えることになったのでした。
リュッケルト歌曲集のお供に選んだのは、大好きなヘンデル。
私は会ったことも話したことも無いヘンデルが好きで好きでたまらないのです。もし会えたらとっておきのハイヒールをプレゼントしたいのです。
今までに歌ってきたアリアたちを集めました。
色んなヘンデルが楽しめる前半。
全部ズボン役でますますカウンターテナーに寄ってしまうかと思いきや一曲女性のアリア。
このアリア、本当におもしろいです。
ヘラクレスを死に追いやった妻が自分のせいだと知り曲中でどんどん正気を失い狂っていく曲なのですがさすがヘンデル。
プログラムの中で浮き立っている一曲です(汗)
全ての景色がプロジェクションマッピングのようにパッパッパッと浮かんできます。ギリシャの復讐三姉妹もハッキリ見えます。
正気を失う曲ですが技術的に超絶難しいので本当に正気を失うと歌えません。
ヘンデルの喜怒哀楽がすべて詰まったプログラムに狂気も足しました。
この曲もいつか演奏したいとおもっていた曲なのでとても楽しみです。
長い。もうここまでにします(笑)
コロ助のおかげで沢山苦しい思いもしましたが、沢山学んだこともあります。
まだまだ落ち着かない世の中ですが色々な公演を試行錯誤して上演してくださる劇場関係者の方に心から感謝します。
ここまで読んでくださった方、菩薩のような方ですね、ありがとうございます。
皆さまどうぞ健康で元気に今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
益田早織
ご無沙汰しております。
皆さまお変わりなくお元気にされてますか?
私はたまに疲れてヘロヘロになってますが基本的には元気にしてます🍀
半年以上ぶりなので、世の中も様変わりしましたね。
この期間色々なことがあり、世界が変わってしまいましたね。
良いことも悪いこともたくさんありますが、愚痴りだしたら止まらないので、さて本題です。笑
ずっと歌いたいって思っていたマーラーのリュッケルト歌曲集全5曲に挑戦しました。
大好きな歌手の方がマーラーすすめてくださり、重い腰を上げ始めたものの、いつできるかわからないのでスイッチが入らずピアニストと相談してじゃあ8月末に録画!という目標を決めたのでした。
結果はなかなか思うようにいかず、正直納得いかないところもたくさんありますが、全てひっくるめて今の実力と思ってひっそりTwitterにて公開しました。
そんな中で嬉しい感想をいただいたりして本当に嬉しくて、嬉しくて、嬉しいです。
完成度はどうあれ、こうして勇気を持って一歩踏み出すことの大切さを実感しました。
今の目標はこの5曲をちゃんと全曲納得できる演奏でお客さまの前で演奏すること。
そんな機会が来るといいな〜
今回コンクール用の動画も沢山とったのでまたおいおいちょっとずつ出していきたいと思います。
この音楽家暗黒時代の幕開けでさすがのスーパーウルトラポジティブの私も、何度も立ち上がれなくなりそうになりました。
そんなときマーラーの明日の光が見える曲たちが私を起き上がらせてくれました。
ここにマーラーがいたら本当にありがとうと言ってお寿司をたらふく奢りたいです。
まずははじめの一歩です。
中山さんとの久しぶりの演奏とっても楽しかった。オンライン合わせばかりでずっと不安だったけどそれのおかげで合わせがかなりスムーズにいきました。
音源、動画コーナーにおいてありますのでよかったらご覧くださいませ🍀🦥
元気に美味しいもの食べてこれからも歌いたいと思います❤️
明けましておめでとうございます🍀✨
今年も元気いっぱいの楽しい年になりますように✨
我はうみの子年越しも3回目。
昨年は卒団して、ソロ登録メンバーになって色々挑戦しながら沢山の本番に載せていただいた年でした。
現役1年目からずっと憧れていた大ホールでのジルヴェスターコンサートのソリストも先輩方に混じって、ドン・ジョヴァンニや赤鬼でずっとお世話になっている迎さんとミカドよりココとカティーシャの二重唱をさせていただき本当に嬉しい年明けとなりました。
大きな機会をいただき心から感謝です。
ミカドは1年目に合唱で乗っていた時に歌って踊れずに毎日毎日ヘトヘトになりながら演出と振付の先生に謝りながら練習に明け暮れた思い出の作品です。
相当体に残ってるらしく年末試しにフィナーレ踊ってみたら3年前の振付を覚えてました(笑)
何もできなかったのでとにかく何時間かかっても必死にできるまでやるというなんとも効率の良くないやり方しかできず、体力もなかったのであの頃は本番終わるごとにげっそりでした(笑)
カティーシャという役は一見キャラクターの強いだけの役に見えるのですが、彼女が歌う最後のアリアは一人で生きていく苦しみが伝わってきてとても気高くて美しい曲です。
他のオーディションで1度歌ったことがありこの役について改めて深く考えさせられました。今回はアリアの後のココをゲットした楽しい二重唱でしたがカティーシャ歌えて幸せでした。
音楽家はみんな孤独なのでもしかしたら音楽家みんな共感できるアリアかもしれないなって思います。
今回のジルヴェスターはスッペの軽騎兵に始まり、ベートーヴェンのミサ曲やフィデリオ、そして牛田さんのショパンと幸せな曲ばかりで出演者も心から楽しみながら演奏しました。
ミカドの出番前本当に緊張していたのですが、前の曲の武満徹の波の盆という曲が本当にあったかくってじーんとして癒やされて緊張がほぐれました✨
じゃあメロディ歌ってみてって言われると歌えないのですが(笑)、心がじーんとあったかくなる曲なのでぜひ聞いてみてくださいね🍀
そしてこちらでもご報告した通り昨年は色々と挑戦しながら数々の本番で成長しながら1年の挑戦の最後に日本音コン入選というサプライズがありました。
日本音コンといえば、
参加者のドキュメンタリーが有名で今回は何と声楽特集でした。
12/22 ドキュメンタリー
12/25 本選映像放送
1/2 ドキュメンタリー(再)
という放送スケジュールだったのですが昨日の再放送でやっとドキュメンタリー全部を見ることが出来て、他の参加者の方のお話や普段の様子など見れてとても嬉しかったです。みんなそれぞれ不安も苦しみもありながら音楽に力をもらってるんですよね。
そしてインタビューの中で自分で言った超厳しい言葉が自分に返ってきます。
「挑戦をやめるということは演奏家の義務を放棄することと同じくらい重いことだと思う」
一体何の話からこんな言葉が出たんだろうっ?!って経緯は全く思い出せないのですが画面で自分が言っていたので本当にその時に心から出た言葉なんだろうと思います。
多分これはコンクールやオーディションだけに限定して言ったわけでなく、現状に満足していたら音楽家として終わってしまう。常に自問自答しながら今の自分に挑戦しながら一生歩いていかないといけないって意味だと思います。
日本語力が無くて伝わらない悲しさですが(笑)
おそらく自分へのメッセージが半分、若い方へのメッセージが半分くらいの気がします。
自分で言ったことを忘れずに今日の自分、明日の自分に挑戦し続けたいと思います。
番組では私が演奏したヘンデルをかなりがっつり流していただき、SNSなどで演奏から色々と感じてくださって応援のメッセージくださる方がいたりと、テレビで放送していただくってすごいことなんだなってちょっとずつ実感してきています。
映像見て反省ばかりなのですが皆さまが想いを受け取ってくださってとても嬉しいです。ヘンデルはやっぱり天才です。すごいです。いつか夢で会ってハグしてお礼を言いたいです。これからも大切に歌っていきたいです。
年明けからさっそく長くなりました(笑)文章が口語なんですよね。母国語力がなさすぎるので今年は苦手な小説を1冊でも読もうと思います。(笑)
恵まれた機会に感謝しながら今年も元気に楽しく歌っていきたいと思います。
今年は3年ぶりにお正月のんびりしています。しっかり休んでこうもり公演に備えます!
※そして本日7時より、びわ湖ホール声楽アンサンブルのソロ登録メンバーが出演しますのでNHKニューイヤーオペラコンサート、どうぞご覧ください🍀
私もテレビに食いついて見ます!(笑)
それではまた1年今年もどうぞ宜しくお願いいたします🍀
ご無沙汰しております。
3月の森は生きているからもう半年近く経ってしまいました 大汗
ざーっとおさらい。笑
4/27
近江の春 かがり火ステージ モーツァルトレクイエム(ピアザ淡海)
4/28
近江の春 かがり火ステージ モーツァルトレクイエム(野外ステージ)
新メンバー7人と共に初めてのソリストを務めさせていただきました。ユングさん始め素晴らしい皆さまとご一緒出来て嬉しかったです。1日目は強風の為屋内ステージになりましたが両日ともチケットは完売、寒い中多くのお客様にお越しいただき本当に感謝です。
5/9,10,15,16
学校巡回公演
今年も滋賀県の元気な子供たちに出会えました。毎日ハバネラを歌っては先生にからんでました。笑 滋賀の子供たちは本当に元気。いつも素直な反応をしてくれて嬉しいです。
5/12
ルシオールアートキッズフェスティバル
今年は地中海がテーマで、
ロビーコンサートとオーケストラとのコンサート2つに出演させていただきました。
イタリアンな選曲でテノールズの血が騒いでいました。笑
5/28,29,30,31 6/3,4
ホールの子事業 音楽会へ行こう!
今年はプルニエさんというチャーミングな指揮者の方と一緒にトロヴァトーレの鍛冶屋のコーラスを演奏しました。翼を下さいは毎年お馴染みなのですが、子供たちの素直な声が会場中に響いてとっても素敵でした。
5月と6月の間に休みが2日あったのですが、この2日の間に福岡でコンクールの本選があり、疲れ切ってボロボロだったのは苦い思い出です。笑
次回はスケジュールに余裕を持って準備しようと思いました。
とりあえず6月まででした!
ほぼ1ヶ月ぶりの更新です!(ちょぴっと過ぎましたがセーフと言い張ります!笑)
森は生きている
2019.1.19,20にびわ湖ホール、
2019.3.23,24に兵庫県立芸術文化センター合わせて全4公演無事に終演いたしました。
応援していただき、本当にありがとうございました!
森は生きているは出てない所を探してもらった方が早いくらい出演者全員の出番が多いオペラです。
私も今回おっかさん、9月、廷臣の三役を頂いたので、
舞台裏は本当に戦場でした。
早着替えの為にダッシュ、
メイク直しの為にダッシュ、
出番終わって大汗をかきながらメイク直し、早着替え…etcという出演者も舞台さんもメイクさんも衣装さんも舞台裏を走り回っているというなかなか経験することができない舞台でした。
びわ湖ホールでは2000年の初演以来とても大切にされてきた作品で、林光さんの音楽と中村敬一さんの演出でまるで絵本を見ているかのように美しい舞台です。女性はほとんどシングルキャストなので一度も客席で舞台を見ることができなかったのがとても残念でした。
やはりオペラの中でも娘に月の精が語りかける場面が刺さる歌詞で溢れています。
⌘
初めに道があるのではない
人が歩いたあとが道になるのだ
⌘
時間 それはこの世界のあらゆるものの中にあって
一番長くて 一番短く 一番早くて 一番遅いもの
いくらでも細かくわけられ
どんなにでも大きく広がるもの
一番ぞんざいに扱えて
後からそれが悔やまれるもの
⌘
お前は今日私らと出会った
一番近道をしてここへやって来た
だが他のものは長い道を時間をかけて
歩いてくる(1月の兄さんの歌詞)
といったように人生に影響を与えてくれるような名言がたくさん出てきます。
見ていただいた方々の心に何か届けられていたら嬉しいです。
さて、この作品においてはシングルキャストについて触れなければなりません。笑
今回、
4月(カラス、警護隊長)
7月(むすめ、廷臣)
10月(女王)
11月(兵士)
12月(博士、古老)
の5役はダブルキャストだったのですが、他の7役はシングルキャストでそれはそれは大変でした。
何が大変かと言いますと
1日目KHP A組
2日目KHP B組
3日目GP A組
4日目GP B組
5日目本番 A組
6日目本番 B組
というスケジュールを全て一人でこなさなくてはならないからです。笑
本番前の稽古も A組午前中、B組午後というような内容だったのでつまりは一日中稽古でした。笑
こんなにもハードなスケジュールをいまだかつて経験したことがなく、正直稽古で酸欠でふっと意識が遠のいた時もありました。笑
最後まで体力が持って本当に良かったです。
この大変な舞台を経験させていただいたので、何でもできる気がします!
どれだけ疲れていても最後に全員で歌う、
森は生きている の合唱で体力がスーッと戻っていき、毎回作品の持つ大きな力を感じながら感謝で胸がいっぱいになりました。
本当に素晴らしい作品に出会えて幸せです。
今年は卒団メンバーが沢山で、今のメンバーと一緒にオペラができる最後の機会でした。
寂しくて号泣するかと思いましたが、感傷に浸る余裕は全く無く、最後まで集中して演奏できました。
2年間支えてくれた仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもこの経験を生かして頑張ります!
応援どうぞよろしくお願いいたします!
さて明日3/30はそんな卒団メンバーが沢山出演するロビーコンサートがあります。
1つ目は13:00-青柳いづみこさんのピアノコンサート
2つ目は14:00-びわ湖ホール声楽アンサンブルのコンサートです。
ぜひどちらも続けてご覧ください。
私は出演しませんが、会場で応援しています!
皆様のお越しお待ちしております。
大変ご無沙汰しております。
前回のブログ マーラー編よりもう5ヶ月が経ち、
いつのまにか年が明けてしまいました(大汗)
大変遅ればせながら明けましておめでとうございます!(遅!)
今年も皆様にとって健康的で愛に満ちた年となりますように!^ ^
さてこの5ヶ月間御察しの通りものすごく忙しく働かせていただいたのですが、ざーっとスケジュール表を見ながら振り返ってみたいと思います!
10/1
岐阜県の企業様のパーティでこうもりのハイライトと合唱曲の演奏をさせていただきました。オルロフスキーのアリアも歌わせていただき原語で歌った後に日本語で歌う難しさを再認識しました。
10/27
びわ湖ホール声楽アンサンブル第67回定期演奏会
ソーラン節を始めとする日本各地の民謡や童謡をもとにした唱歌の四季、落葉松など、心に染み入る歌ばかりでお客様が目を閉じて聞いてくださってるのがとても印象的でした。
11/24
東京駅すぐのKITTEに出張演奏に行きました。有名なソリストの皆さんとトゥーランドットやナブッコの合唱曲を歌いました。
11/29
森は生きている巡回公演 in守山 (短縮版)
12/6
森は生きている巡回公演 in野洲 (短縮版)
12/8
森は生きている巡回公演 in米原 (短縮版)
12/12
森は生きている巡回公演 in中主 (短縮版)
上記の4公演は子供達にわかりやすいように1時間程度にオペラをカットしています。もちろんフルバージョンの方が豪華で素晴らしいのですが、要点だけをギュッと詰め込んだ森は生きているもとても楽しかったです。日本語のセリフが下手すぎて特訓してもらったりと舞台で使うセリフって難しいなぁと日本語って難しいなぁと毎日思っていました。
12/29
オリンピックパラリンピック記念ロビコン
ゆずの栄光の架け橋を合唱で歌うのは初めてでしたがとっても綺麗で、本当に応援歌だなと思いながら歌っていました。
12/31-1/1
びわ湖ホールジルヴェスターコンサート
プーランクのグローリアを始め新曲ばかりで大変でしたが、またこうしてホールでメンバーと年越しできて嬉しかったです。
1/3
NHKニューイヤーオペラコンサート
今年も沼尻さんについてびわ湖ホール声楽アンサンブルは2年目の出演となりました。
ありがたいことにオネーギンの農民たちの合唱でオルガとタチアーナのお母さん、ラーリナ役のソロをいただき、出演は10秒ほどでしたが画面いっぱい映していただきみんなが反応してくれたり連絡くれたりとテレビの影響力を思い知りました。周りの皆さんがずっと応援してくださりとてもありがたかったです。とても貴重な機会を頂き本当に光栄でした。
1/19
森は生きている びわ湖ホール(フル)
1/20
森は生きている びわ湖ホール(フル)
東京から帰ってすぐに林光さんのオペラ、森は生きているフルバージョンにシフトチェンジでした。おっかさん、廷臣、9月の三役を歌い、よく考えたらオペラが始まる前のところでもちょっと歌っていたりと歌いっぱなしのオペラ公演です。笑
女性陣は娘と女王以外全員シングルキャストで相手が変わると雰囲気や台詞回しが変わったりととても新鮮でした。
大切なものを思い出させてくれる本当に素敵なオペラです。見逃した方、3/23,24に今度は兵庫芸術文化センターで公演があります!ぜひぜひお越しください!
2/9
びわ湖ホール声楽アンサンブル第68回定期公演
2/11
びわ湖ホール声楽アンサンブル東京公演
関西合唱界のスペシャリスト本山先生とバロック漬けの日々を過ごして幸せでした。どの曲もそれぞれ素晴らしく、ヘンデルほど難しい合唱曲を演奏したことは未だかつてありませんでした。ヘンデル大好きなので楽しかったです。ソロを頂いたヴィヴァルディのグローリアは大学一年の時に初めてソリストを務めた思い出の曲でした。12年経っても曲は偉大であの時とは違う難しさがあり、まだまだ勉強せねばと思わせていただきました。古典の作曲家の偉大さはいつまでたっても変わらないものですね。頑張ります!
2/15-2/21
びわ湖ホール声楽アンサンブルふれあい音楽教室
私は2/18,19に計3コマの授業、2つの学校に行かせていただきました。
私が入ったばかりの時は忙しすぎてふれあい音楽教室を体験できなかったのですが、今年は行けました!
小学生に声楽家男女ペアでホールの紹介やオペラの紹介、合唱指導などをする45分の授業です。
私はハバネラ、パートナーは待ちぼうけ、二重唱はセヴィリアの理髪師のフィガロとロジーナという本格的なプログラムを目をキラキラさせながら、耳を澄ませながら聞いてくれる子供たちばかりで、緊張しましたがとても楽しい授業になりました。
またぜひこう言う機会があれば嬉しいなと思います!
2月までのスケジュールざっと感想付きで書きましたが相変わらず忙しすぎますね!笑
2月になって少し暇になったら風邪ひきました汗 忙しい方が緊張感で体調保てるみたいです笑
そして今日は某オーディションに向けて録音会をしましたが風邪が尾を引いて思うように歌えず悔しい思いで発送しました。でも体調管理も全部含めて私の実力だと思って受け入れます。結果はわかりませんが精一杯やりました。挑戦すること、それが大事だと思っています。私の経験上余裕の時にチャンスは絶対来ません笑
3月の森は生きているまでにまた成長できるように、練習したりレパートリー開拓したり色々頑張りたいと思います。
次のブログは1ヶ月以内に…!(希望)
ここ最近ホーページでのご報告が滞っているので過去の公演の写真などを一気にアップしました。コメントなどはこれから追加予定です。
次はいつになるでしょうか、、、。
ご報告がFacebookやTwitter、InstagramなどSNSばかりに集中してしまって反省していますのでまたちょびちょびと始めていけたらと思っています。
急に寒くなりましたね。
今年もあと少し、元気で頑張りましょう〜!
私も風邪ひかないように生姜食べます!!!!
告知もがんばります〜!
滋賀県の
「未来へつなぐしが文化活動支援事業」
の助成金を使わせていただき、
昨年学んだロシア歌曲5曲のうち4曲を滋賀県の景色と合わせて動画にしました。
見た方からは
「これは本当に滋賀県なの?」
「外国かと思った」
「こんな綺麗なとこがあるなんて!」
と驚きのご意見いただいたりしていますが、
一枚残らず滋賀県です(笑)
自然のことを歌った歌曲、そして夕日を見せてくれる音楽、自然豊かなロシアならではかなと思います。
私も滋賀県に住みながらまだ近場しか行ったことが無くて、動画を作りながら今年は余呉湖に行くと決意しました。
琵琶湖はもちろん、豊かな自然がある滋賀県、本当に素晴らしいと思います。
動画を見てちょっとでも滋賀県行ってみたいって思ってもらえたら最高です(笑)
最初にロシア語を歌ったのは大学生の時。
動画の二曲目の「ただ憧れを知る者だけが」でした。
当時は宇宙人の暗号に見え、カタカナやひらがなを組み合わせてふりがな振ってました(笑)
言葉はわからなくても音楽がたくさんの景色を見せてくれて、胸が燃える熱い思いを教えてくれて。ロシアすごーってなったのをよく覚えています(笑)(日本語汗)
今では時間がかかるものの読んで発音するところまでできるようになりました。人間ってすごいですね(笑)
素晴らしい音楽がたくさんあるのでもっと色々な曲を演奏してみたいです。
さて今週末はびわ湖ホールでザ・ファーストリサイタルです。ロシア語は一切歌いません(笑)
ヘンデルとマーラー。偉大な作曲家二人を半分ずつ。楽しんでいただけるよう私も心から楽しみたいと思います。
楽しむぞー!おー!
明けましておめでとうございます(編集してたらこんなにも遅くなってしまいました←しかも長い)
昨年は色んなことがたくさんあった年でした。とても一言では表せず長文ですが書いていきたいと思います。
びわ湖ホールのワーグナーの無観客公演を終えて、春あたりから怪しくなってきた公演たち。
結局去年出演を予定していた公演は全て中止、または延期になりました。
悔しさもありました。でもそれ以上に世の中がどうなっていくのか不安があって私の音楽したい気持ちなんてどうでも良くなりました。
今年は音楽はお休みしてもいいかな。無理しても仕方ないな。
と思ってとりあえず生きるためご飯を食べるために新しく事務の仕事を始めました。
執着を捨てたからなのか、仕事を始めてしばらくすると新しく決まった公演への出演のご依頼を頂きました。
一つは校歌収録。
子どもたちのために彼らの学校の校歌をプレゼントするという何とも粋な企画でした。
音楽会と巡回公演の中止が残念すぎてちょうどアンサンブル担当さんに私全く関係無いのに何か出来ないかと案をまとめメールを送ろうとしていたところに電話が来て、
「なんだその素敵な企画やりたいに決まってるジャーン」
とすがる思いで新しい職場の上司に相談すると二つ返事で
「そんな意味のあることなら休んでいいよ!頑張ってきてよ!」
と言ってくれたのでした。
背中を押され足を突っ込んだ校歌プロジェクトは6月から11月まで半年かけて全163校を録り終えるという大きなプロジェクトになりました。
こうやって子どもたちのために未来のために何かをできるびわ湖ホールの皆さんを心から尊敬するとともにまた大好きになりました。
子どもたち、喜んでくれてるといいな。
そして2つ目は沼尻さんが日本の合唱曲を集めた緊急演奏会。
依頼を頂いたのが稽古まで1週間切ってるのに「曲めっちゃむずいよ調どこだよこの音程なんなのよでも全部何て良い曲なのよー(泣)」というプログラムでソルフェージュ出来ない私には驚愕のことでしたし休みももらえないかもと思ってまた上司に確認すると
「そっちが本業なんだから休んでいいよ!頑張ってきて!」
とまた奇跡的に背中を押してくださり毎日ギャーギャー音ぜんっぜんわかんねー!と叫びながらピアノを叩きながら頭を抱えながら全力疾走で公演に出演させていただいたのでした。
みんなと久しぶりに声を合わせるのが本当に楽しくて大ホールいっぱいに広がる景色が見れるのが本当に楽しくて。
目の前にサファリが広がったり、
魅惑のチキルームが見えたり、
パステルカラーの雲が見えたり、
家族の愛が見えたりと本当に本当に楽しかったのでした。
舞台に上がって出てきただけなのに拍手が鳴り止まなくてお客さんがお帰りぃって言ってくれてるのかなとじーんとして一人ひとりの顔を見ながら心を込めて歌ったのでした。
公演が終わり気付くと、春頃執着を手放したはずの音楽がとてもしたくなってしまいました。
そして音楽がしたくなった欲は止まらなくなり、
もともと2020は大好きな歌手の方にすすめてもらったマーラーを勉強するんだって決めてたこともあり、
全く受ける予定の無かったコンクールに挑戦することにしたのでした。
一次で歌ったフォーレの「墓にて」。
この曲は大学生の時に突然旅立ってしまった先輩の訃報を知ったときに偶然発見したもので歌詞があまりにシンクロして心臓に突き刺さってずっと歌えませんでした。
何年も苦しくて苦しくて声にならなかった。
いろいろな経験を経て去年初めて自分の思い描くように歌うことができました。
一次の帰りの新幹線で結果も出てないのに旅立った先輩のことを思い出して号泣したのでした。
やっと歌えました。
やっとさようならが言えた。
10年以上かかりました。
偶然発見してからこの曲を歌わなくてはならない。
とずっと思ってきてその思いがやっと叶ったのでした。
コンクールは一次でフォーレで出し切り力尽きてしまったようで二次はダメダメでダメでしたが、
本当にこの期間に向き合った曲たちの素晴らしいこと。
なぜかロシア語が多めでしたがどの曲も本当に大好きでこれからもじゃんじゃん歌っていこうと心に決めたのでした。
コンクールのために万一のビデオ審査用のも用意しなくてはならなかったため、コンクールの曲全曲とどうしてもやりたかったマーラーのリュッケルト歌曲集を8月末に録画しました。
ピアニストの中山さんと時間あったら比叡山行きたいねなんて言ってたのですがハード過ぎて一瞬たりともそんな時間は無かったのでした。
うだうだ言いながらも録画でき、
リュッケルト歌曲集はyoutubeに公開しました。
ホームページでは動画コーナーにおいてあります。
良いところもありますが正直とても下手です。
発展途上でしたが全て私の実力と思って公開しました。
いつかお客さんの前で演奏できるときが来るといいなと思っていると、
偶然びわ湖ホールの
「ザ・ファーストリサイタル」
という企画を発見し10月にオーディションを受けて合格し、
3月にびわ湖ホールで本当にマーラーのお客さまの前でリュッケルト歌曲集全曲を歌えることになったのでした。
リュッケルト歌曲集のお供に選んだのは、大好きなヘンデル。
私は会ったことも話したことも無いヘンデルが好きで好きでたまらないのです。もし会えたらとっておきのハイヒールをプレゼントしたいのです。
今までに歌ってきたアリアたちを集めました。
色んなヘンデルが楽しめる前半。
全部ズボン役でますますカウンターテナーに寄ってしまうかと思いきや一曲女性のアリア。
このアリア、本当におもしろいです。
ヘラクレスを死に追いやった妻が自分のせいだと知り曲中でどんどん正気を失い狂っていく曲なのですがさすがヘンデル。
プログラムの中で浮き立っている一曲です(汗)
全ての景色がプロジェクションマッピングのようにパッパッパッと浮かんできます。ギリシャの復讐三姉妹もハッキリ見えます。
正気を失う曲ですが技術的に超絶難しいので本当に正気を失うと歌えません。
ヘンデルの喜怒哀楽がすべて詰まったプログラムに狂気も足しました。
この曲もいつか演奏したいとおもっていた曲なのでとても楽しみです。
長い。もうここまでにします(笑)
コロ助のおかげで沢山苦しい思いもしましたが、沢山学んだこともあります。
まだまだ落ち着かない世の中ですが色々な公演を試行錯誤して上演してくださる劇場関係者の方に心から感謝します。
ここまで読んでくださった方、菩薩のような方ですね、ありがとうございます。
皆さまどうぞ健康で元気に今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
益田早織
ご無沙汰しております。
皆さまお変わりなくお元気にされてますか?
私はたまに疲れてヘロヘロになってますが基本的には元気にしてます🍀
半年以上ぶりなので、世の中も様変わりしましたね。
この期間色々なことがあり、世界が変わってしまいましたね。
良いことも悪いこともたくさんありますが、愚痴りだしたら止まらないので、さて本題です。笑
ずっと歌いたいって思っていたマーラーのリュッケルト歌曲集全5曲に挑戦しました。
大好きな歌手の方がマーラーすすめてくださり、重い腰を上げ始めたものの、いつできるかわからないのでスイッチが入らずピアニストと相談してじゃあ8月末に録画!という目標を決めたのでした。
結果はなかなか思うようにいかず、正直納得いかないところもたくさんありますが、全てひっくるめて今の実力と思ってひっそりTwitterにて公開しました。
そんな中で嬉しい感想をいただいたりして本当に嬉しくて、嬉しくて、嬉しいです。
完成度はどうあれ、こうして勇気を持って一歩踏み出すことの大切さを実感しました。
今の目標はこの5曲をちゃんと全曲納得できる演奏でお客さまの前で演奏すること。
そんな機会が来るといいな〜
今回コンクール用の動画も沢山とったのでまたおいおいちょっとずつ出していきたいと思います。
この音楽家暗黒時代の幕開けでさすがのスーパーウルトラポジティブの私も、何度も立ち上がれなくなりそうになりました。
そんなときマーラーの明日の光が見える曲たちが私を起き上がらせてくれました。
ここにマーラーがいたら本当にありがとうと言ってお寿司をたらふく奢りたいです。
まずははじめの一歩です。
中山さんとの久しぶりの演奏とっても楽しかった。オンライン合わせばかりでずっと不安だったけどそれのおかげで合わせがかなりスムーズにいきました。
音源、動画コーナーにおいてありますのでよかったらご覧くださいませ🍀🦥
元気に美味しいもの食べてこれからも歌いたいと思います❤️
明けましておめでとうございます🍀✨
今年も元気いっぱいの楽しい年になりますように✨
我はうみの子年越しも3回目。
昨年は卒団して、ソロ登録メンバーになって色々挑戦しながら沢山の本番に載せていただいた年でした。
現役1年目からずっと憧れていた大ホールでのジルヴェスターコンサートのソリストも先輩方に混じって、ドン・ジョヴァンニや赤鬼でずっとお世話になっている迎さんとミカドよりココとカティーシャの二重唱をさせていただき本当に嬉しい年明けとなりました。
大きな機会をいただき心から感謝です。
ミカドは1年目に合唱で乗っていた時に歌って踊れずに毎日毎日ヘトヘトになりながら演出と振付の先生に謝りながら練習に明け暮れた思い出の作品です。
相当体に残ってるらしく年末試しにフィナーレ踊ってみたら3年前の振付を覚えてました(笑)
何もできなかったのでとにかく何時間かかっても必死にできるまでやるというなんとも効率の良くないやり方しかできず、体力もなかったのであの頃は本番終わるごとにげっそりでした(笑)
カティーシャという役は一見キャラクターの強いだけの役に見えるのですが、彼女が歌う最後のアリアは一人で生きていく苦しみが伝わってきてとても気高くて美しい曲です。
他のオーディションで1度歌ったことがありこの役について改めて深く考えさせられました。今回はアリアの後のココをゲットした楽しい二重唱でしたがカティーシャ歌えて幸せでした。
音楽家はみんな孤独なのでもしかしたら音楽家みんな共感できるアリアかもしれないなって思います。
今回のジルヴェスターはスッペの軽騎兵に始まり、ベートーヴェンのミサ曲やフィデリオ、そして牛田さんのショパンと幸せな曲ばかりで出演者も心から楽しみながら演奏しました。
ミカドの出番前本当に緊張していたのですが、前の曲の武満徹の波の盆という曲が本当にあったかくってじーんとして癒やされて緊張がほぐれました✨
じゃあメロディ歌ってみてって言われると歌えないのですが(笑)、心がじーんとあったかくなる曲なのでぜひ聞いてみてくださいね🍀
そしてこちらでもご報告した通り昨年は色々と挑戦しながら数々の本番で成長しながら1年の挑戦の最後に日本音コン入選というサプライズがありました。
日本音コンといえば、
参加者のドキュメンタリーが有名で今回は何と声楽特集でした。
12/22 ドキュメンタリー
12/25 本選映像放送
1/2 ドキュメンタリー(再)
という放送スケジュールだったのですが昨日の再放送でやっとドキュメンタリー全部を見ることが出来て、他の参加者の方のお話や普段の様子など見れてとても嬉しかったです。みんなそれぞれ不安も苦しみもありながら音楽に力をもらってるんですよね。
そしてインタビューの中で自分で言った超厳しい言葉が自分に返ってきます。
「挑戦をやめるということは演奏家の義務を放棄することと同じくらい重いことだと思う」
一体何の話からこんな言葉が出たんだろうっ?!って経緯は全く思い出せないのですが画面で自分が言っていたので本当にその時に心から出た言葉なんだろうと思います。
多分これはコンクールやオーディションだけに限定して言ったわけでなく、現状に満足していたら音楽家として終わってしまう。常に自問自答しながら今の自分に挑戦しながら一生歩いていかないといけないって意味だと思います。
日本語力が無くて伝わらない悲しさですが(笑)
おそらく自分へのメッセージが半分、若い方へのメッセージが半分くらいの気がします。
自分で言ったことを忘れずに今日の自分、明日の自分に挑戦し続けたいと思います。
番組では私が演奏したヘンデルをかなりがっつり流していただき、SNSなどで演奏から色々と感じてくださって応援のメッセージくださる方がいたりと、テレビで放送していただくってすごいことなんだなってちょっとずつ実感してきています。
映像見て反省ばかりなのですが皆さまが想いを受け取ってくださってとても嬉しいです。ヘンデルはやっぱり天才です。すごいです。いつか夢で会ってハグしてお礼を言いたいです。これからも大切に歌っていきたいです。
年明けからさっそく長くなりました(笑)文章が口語なんですよね。母国語力がなさすぎるので今年は苦手な小説を1冊でも読もうと思います。(笑)
恵まれた機会に感謝しながら今年も元気に楽しく歌っていきたいと思います。
今年は3年ぶりにお正月のんびりしています。しっかり休んでこうもり公演に備えます!
※そして本日7時より、びわ湖ホール声楽アンサンブルのソロ登録メンバーが出演しますのでNHKニューイヤーオペラコンサート、どうぞご覧ください🍀
私もテレビに食いついて見ます!(笑)
それではまた1年今年もどうぞ宜しくお願いいたします🍀
ご無沙汰しております。
3月の森は生きているからもう半年近く経ってしまいました 大汗
ざーっとおさらい。笑
4/27
近江の春 かがり火ステージ モーツァルトレクイエム(ピアザ淡海)
4/28
近江の春 かがり火ステージ モーツァルトレクイエム(野外ステージ)
新メンバー7人と共に初めてのソリストを務めさせていただきました。ユングさん始め素晴らしい皆さまとご一緒出来て嬉しかったです。1日目は強風の為屋内ステージになりましたが両日ともチケットは完売、寒い中多くのお客様にお越しいただき本当に感謝です。
5/9,10,15,16
学校巡回公演
今年も滋賀県の元気な子供たちに出会えました。毎日ハバネラを歌っては先生にからんでました。笑 滋賀の子供たちは本当に元気。いつも素直な反応をしてくれて嬉しいです。
5/12
ルシオールアートキッズフェスティバル
今年は地中海がテーマで、
ロビーコンサートとオーケストラとのコンサート2つに出演させていただきました。
イタリアンな選曲でテノールズの血が騒いでいました。笑
5/28,29,30,31 6/3,4
ホールの子事業 音楽会へ行こう!
今年はプルニエさんというチャーミングな指揮者の方と一緒にトロヴァトーレの鍛冶屋のコーラスを演奏しました。翼を下さいは毎年お馴染みなのですが、子供たちの素直な声が会場中に響いてとっても素敵でした。
5月と6月の間に休みが2日あったのですが、この2日の間に福岡でコンクールの本選があり、疲れ切ってボロボロだったのは苦い思い出です。笑
次回はスケジュールに余裕を持って準備しようと思いました。
とりあえず6月まででした!
ほぼ1ヶ月ぶりの更新です!(ちょぴっと過ぎましたがセーフと言い張ります!笑)
森は生きている
2019.1.19,20にびわ湖ホール、
2019.3.23,24に兵庫県立芸術文化センター合わせて全4公演無事に終演いたしました。
応援していただき、本当にありがとうございました!
森は生きているは出てない所を探してもらった方が早いくらい出演者全員の出番が多いオペラです。
私も今回おっかさん、9月、廷臣の三役を頂いたので、
舞台裏は本当に戦場でした。
早着替えの為にダッシュ、
メイク直しの為にダッシュ、
出番終わって大汗をかきながらメイク直し、早着替え…etcという出演者も舞台さんもメイクさんも衣装さんも舞台裏を走り回っているというなかなか経験することができない舞台でした。
びわ湖ホールでは2000年の初演以来とても大切にされてきた作品で、林光さんの音楽と中村敬一さんの演出でまるで絵本を見ているかのように美しい舞台です。女性はほとんどシングルキャストなので一度も客席で舞台を見ることができなかったのがとても残念でした。
やはりオペラの中でも娘に月の精が語りかける場面が刺さる歌詞で溢れています。
⌘
初めに道があるのではない
人が歩いたあとが道になるのだ
⌘
時間 それはこの世界のあらゆるものの中にあって
一番長くて 一番短く 一番早くて 一番遅いもの
いくらでも細かくわけられ
どんなにでも大きく広がるもの
一番ぞんざいに扱えて
後からそれが悔やまれるもの
⌘
お前は今日私らと出会った
一番近道をしてここへやって来た
だが他のものは長い道を時間をかけて
歩いてくる(1月の兄さんの歌詞)
といったように人生に影響を与えてくれるような名言がたくさん出てきます。
見ていただいた方々の心に何か届けられていたら嬉しいです。
さて、この作品においてはシングルキャストについて触れなければなりません。笑
今回、
4月(カラス、警護隊長)
7月(むすめ、廷臣)
10月(女王)
11月(兵士)
12月(博士、古老)
の5役はダブルキャストだったのですが、他の7役はシングルキャストでそれはそれは大変でした。
何が大変かと言いますと
1日目KHP A組
2日目KHP B組
3日目GP A組
4日目GP B組
5日目本番 A組
6日目本番 B組
というスケジュールを全て一人でこなさなくてはならないからです。笑
本番前の稽古も A組午前中、B組午後というような内容だったのでつまりは一日中稽古でした。笑
こんなにもハードなスケジュールをいまだかつて経験したことがなく、正直稽古で酸欠でふっと意識が遠のいた時もありました。笑
最後まで体力が持って本当に良かったです。
この大変な舞台を経験させていただいたので、何でもできる気がします!
どれだけ疲れていても最後に全員で歌う、
森は生きている の合唱で体力がスーッと戻っていき、毎回作品の持つ大きな力を感じながら感謝で胸がいっぱいになりました。
本当に素晴らしい作品に出会えて幸せです。
今年は卒団メンバーが沢山で、今のメンバーと一緒にオペラができる最後の機会でした。
寂しくて号泣するかと思いましたが、感傷に浸る余裕は全く無く、最後まで集中して演奏できました。
2年間支えてくれた仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもこの経験を生かして頑張ります!
応援どうぞよろしくお願いいたします!
さて明日3/30はそんな卒団メンバーが沢山出演するロビーコンサートがあります。
1つ目は13:00-青柳いづみこさんのピアノコンサート
2つ目は14:00-びわ湖ホール声楽アンサンブルのコンサートです。
ぜひどちらも続けてご覧ください。
私は出演しませんが、会場で応援しています!
皆様のお越しお待ちしております。
大変ご無沙汰しております。
前回のブログ マーラー編よりもう5ヶ月が経ち、
いつのまにか年が明けてしまいました(大汗)
大変遅ればせながら明けましておめでとうございます!(遅!)
今年も皆様にとって健康的で愛に満ちた年となりますように!^ ^
さてこの5ヶ月間御察しの通りものすごく忙しく働かせていただいたのですが、ざーっとスケジュール表を見ながら振り返ってみたいと思います!
10/1
岐阜県の企業様のパーティでこうもりのハイライトと合唱曲の演奏をさせていただきました。オルロフスキーのアリアも歌わせていただき原語で歌った後に日本語で歌う難しさを再認識しました。
10/27
びわ湖ホール声楽アンサンブル第67回定期演奏会
ソーラン節を始めとする日本各地の民謡や童謡をもとにした唱歌の四季、落葉松など、心に染み入る歌ばかりでお客様が目を閉じて聞いてくださってるのがとても印象的でした。
11/24
東京駅すぐのKITTEに出張演奏に行きました。有名なソリストの皆さんとトゥーランドットやナブッコの合唱曲を歌いました。
11/29
森は生きている巡回公演 in守山 (短縮版)
12/6
森は生きている巡回公演 in野洲 (短縮版)
12/8
森は生きている巡回公演 in米原 (短縮版)
12/12
森は生きている巡回公演 in中主 (短縮版)
上記の4公演は子供達にわかりやすいように1時間程度にオペラをカットしています。もちろんフルバージョンの方が豪華で素晴らしいのですが、要点だけをギュッと詰め込んだ森は生きているもとても楽しかったです。日本語のセリフが下手すぎて特訓してもらったりと舞台で使うセリフって難しいなぁと日本語って難しいなぁと毎日思っていました。
12/29
オリンピックパラリンピック記念ロビコン
ゆずの栄光の架け橋を合唱で歌うのは初めてでしたがとっても綺麗で、本当に応援歌だなと思いながら歌っていました。
12/31-1/1
びわ湖ホールジルヴェスターコンサート
プーランクのグローリアを始め新曲ばかりで大変でしたが、またこうしてホールでメンバーと年越しできて嬉しかったです。
1/3
NHKニューイヤーオペラコンサート
今年も沼尻さんについてびわ湖ホール声楽アンサンブルは2年目の出演となりました。
ありがたいことにオネーギンの農民たちの合唱でオルガとタチアーナのお母さん、ラーリナ役のソロをいただき、出演は10秒ほどでしたが画面いっぱい映していただきみんなが反応してくれたり連絡くれたりとテレビの影響力を思い知りました。周りの皆さんがずっと応援してくださりとてもありがたかったです。とても貴重な機会を頂き本当に光栄でした。
1/19
森は生きている びわ湖ホール(フル)
1/20
森は生きている びわ湖ホール(フル)
東京から帰ってすぐに林光さんのオペラ、森は生きているフルバージョンにシフトチェンジでした。おっかさん、廷臣、9月の三役を歌い、よく考えたらオペラが始まる前のところでもちょっと歌っていたりと歌いっぱなしのオペラ公演です。笑
女性陣は娘と女王以外全員シングルキャストで相手が変わると雰囲気や台詞回しが変わったりととても新鮮でした。
大切なものを思い出させてくれる本当に素敵なオペラです。見逃した方、3/23,24に今度は兵庫芸術文化センターで公演があります!ぜひぜひお越しください!
2/9
びわ湖ホール声楽アンサンブル第68回定期公演
2/11
びわ湖ホール声楽アンサンブル東京公演
関西合唱界のスペシャリスト本山先生とバロック漬けの日々を過ごして幸せでした。どの曲もそれぞれ素晴らしく、ヘンデルほど難しい合唱曲を演奏したことは未だかつてありませんでした。ヘンデル大好きなので楽しかったです。ソロを頂いたヴィヴァルディのグローリアは大学一年の時に初めてソリストを務めた思い出の曲でした。12年経っても曲は偉大であの時とは違う難しさがあり、まだまだ勉強せねばと思わせていただきました。古典の作曲家の偉大さはいつまでたっても変わらないものですね。頑張ります!
2/15-2/21
びわ湖ホール声楽アンサンブルふれあい音楽教室
私は2/18,19に計3コマの授業、2つの学校に行かせていただきました。
私が入ったばかりの時は忙しすぎてふれあい音楽教室を体験できなかったのですが、今年は行けました!
小学生に声楽家男女ペアでホールの紹介やオペラの紹介、合唱指導などをする45分の授業です。
私はハバネラ、パートナーは待ちぼうけ、二重唱はセヴィリアの理髪師のフィガロとロジーナという本格的なプログラムを目をキラキラさせながら、耳を澄ませながら聞いてくれる子供たちばかりで、緊張しましたがとても楽しい授業になりました。
またぜひこう言う機会があれば嬉しいなと思います!
2月までのスケジュールざっと感想付きで書きましたが相変わらず忙しすぎますね!笑
2月になって少し暇になったら風邪ひきました汗 忙しい方が緊張感で体調保てるみたいです笑
そして今日は某オーディションに向けて録音会をしましたが風邪が尾を引いて思うように歌えず悔しい思いで発送しました。でも体調管理も全部含めて私の実力だと思って受け入れます。結果はわかりませんが精一杯やりました。挑戦すること、それが大事だと思っています。私の経験上余裕の時にチャンスは絶対来ません笑
3月の森は生きているまでにまた成長できるように、練習したりレパートリー開拓したり色々頑張りたいと思います。
次のブログは1ヶ月以内に…!(希望)